イギリス×看護師

イギリス看護師をイギリスで目指すルートを徹底解説

こんにちは、Mariです。

以前、イギリス看護師を日本から目指すルートを紹介しました。王道のルートと紹介しましたが、イギリスを拠点に目指す選択肢もあります。

今回は、イギリスを拠点にイギリス看護師を目指すルートを紹介します。本記事はイギリスNHS病院で看護助手として働きながらイギリス看護師を目指す方法を中心にまとめています。

日本でイギリス看護師を目指すルートを徹底解説こんにちは、Mariです。 2020年5月からイギリス看護師免許を取得するために申請を開始しました。厚労省の対応とコロナの影響で遅延が...

NMC登録の全体の申請プロセスは下記を参考にしてください。

【2021】イギリスの看護師になるための5つの申請プロセス【完全版】こんにちは、Mariです。 2021年2月現在、イギリスで看護師免許を取得する方法は申請者の条件によりプロセスが異なります。   ...

イギリスで目指すルート

イギリスを拠点に目指す場合、申請手続きや渡英の時期によって順序はさまざまです。

ビザがないとイギリスには滞在できないため、自分が取得できるビザを利用して渡英をします。

  • YMSビザ(ワーキングホリデービザ)
  • 学生ビザ
  • 観光ビザ
  • パートナービザなど

HCAとして働く

年齢が30歳以下の場合はYMSビザがおすすめです。学生・観光ビザでも申請自体は可能ですが、収入・職歴が一時的にストップするため慎重な検討が必要です。

YMSビザを活用すれば、NHS病院でヘルスケアアシスタント(HCA)で働くことができます。HCAは日本の看護助手にあたりますが、業務内容は日本の看護助手と比べて多岐に渡ります。

参考:Healthcare assistant

HCA就職の前に必要なこと

履歴書(CV)準備

英文の履歴書は渡英前に必ず準備しましょう。面接に呼ばれるCVを作成できるよう必ずネイティブにチェックをしてもらいます。

 リファレンスレター2通

海外就職ではリファレンスレターが必須です。基本的に2通求められることが多いため直近の就職先より2名の上司に協力してもらいます。リファレンスもネイティブにチェックをしてもらいましょう。

 ワクチン摂取歴(英文)

医療職として働くためワクチン摂取歴の証明が必要です。今までの摂取歴と母子手帳の和訳を準備しておきます。

HCA求人を探す

 求人探しは主に以下の2つの方法があります。

  1. 興味のある病院のサイトから募集を探す
  2. NHS Jobsで求人を探す

フリワード・職種ともにHCAで検索します。気になる求人があったら応募し先方からの返事を待ちます。

HCAの給料

NHS病院はペイスケールに基づきBand毎に給与が一律に決められています。HCAはBand3にあてはまります。Band3の年収は £19,737(約300万円、2021年2月末のレート換算)ほどです。月割すると約25万円、ここから税金などが引かれます。

ロンドンで働く場合はHigh cost area supplementsという手当がつきます。

参考:Agenda for change – pay rates , Annex 9: High cost area supplements

イギリスで目指すプラス点

① イギリスで臨床経験が得られる

HCAで働いた経験は正看護師になってからも役立ちます。イギリスでの臨床経験があることで正看護師の職探しのときにもプラスになります。

② 言語のハンデをうめられる

日常会話や医療英語に事前に慣れる時間をもつことができます。イギリスで看護師を目指す外国人看護師の多くは、母国で看護を英語で学び実践しています。日本人看護師の場合、この言語的なハンデに一番苦労することが考えられます。HCAとして日々臨床で使われる英語に触れることで言語のハンデをうめることができます。

③ 経験者の情報を得やすい

同じくイギリスで看護師を目指す外国人看護師がいれば、最新の情報を得ることができます。励まし合う仲間もでき精神的な支えとなります。

イギリスで目指すマイナス点

① 経済的に厳しい

NHS病院の場合ですが、HCAの給料は前述した通りです。大都市であればあるほど生活費がかかります。経済的に余裕がないと生活面で苦労します。

② 厚労省とのやり取りに時間がかかる

日本で手続きをどこまで進めるかによりますが、イギリスから厚労省とやり取りをする場合は日本と比べて時間がかかります。

③ ベネフィットが受けられない

多くのNHS病院では、CBTを合格した外国人看護師を積極的に雇っています。さまざまなベネフィットが用意されていますが、イギリスから目指す場合はこのベネフィットを受けることができません。

 💷 ベネフィット一覧

  • IELTSとCBT受験料返金★
  • NMC登録費返金★
  • ビザサポート★
  • ビザ費用返金
  • イギリスまでの航空券(上限あり)★
  • 空港までの迎え
  • OSCE対策★
  • 初月の賃貸
  • 契約満了時(3年)に日本行き航空券

病院によってベネフィットの内容は異なりますが「★マーク」は多くの病院で提供しています。私調べになりますが、地方の病院ほど多くのベネフィットがあり、都市部の人気のある場合は少ない傾向があります。

今後、このベネフィットの内容は変化していく可能性がありますのでご注意ください。

もしイギリスから目指す場合は、上記のベネフィットに関して病院に交渉するのもありです。

まとめ

イギリスから目指すルートは、ビザや状況などその人の状況によって異なります。イギリスから目指す場合は、一定の収入とイギリスでの臨床経験を得られるHCAとして働く方法がおすすめです。

YMSビザでロンドンのHCAとして働きながらイギリス看護師を目指すYuikaさんの記事が参考になります。

Yuika’s story|HCAとして働きながらイギリス看護師を目指す 「目指す道のりは、人それぞれ」 My storyでは、イギリス看護師を目指す仲間やイギリスで現役看護師として働いている方々に協...

おわりに

イギリス看護師免許をイギリスで目指すルートを大まかにまとめました。同じルートでも順番やかかる時間は人それぞれです。どちらのルートを選んでも事前の入念な準備は欠かせません。

今回私がシェアしたルートは一例です。このルートをもとに自分の状況に合わせた計画の参考になれば幸いです。

以上、イギリス看護師をイギリスで目指すルートを徹底解説でした。

ABOUT ME
Mari
Mari
看護師。2012年看護師免許取得。総合病院勤務を経てカナダへ医療英語留学を経験し、現在イギリス看護師免許申請中。IELTS OA7.5取得。ロンドン市内のNHS病院に就職予定。

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