IELTS

IELTSライティング|独学で7.0を取得した勉強法を徹底解説

こんにちは、Mari(@Mari_Nurse_SA)です。

IELTSのライティングは、多くの受験者が苦労するセクションです。私も例外なくライティングに悩まされ最後まで苦労しました。

主に独学で学習を進め、学習後期にIELTS専門オンライン校で学びました。約8ヵ月の間にに書いたレポートとエッセイは360枚を超えました。努力の甲斐もありライティングで7.0を計2回取得しました

レポートとエッセイ約360枚

今回は、独学とプロから学んだ経験をもとにIELTSライティングで7.0を取得した勉強法をシェアします。

はじめに

独学は時間がかかる

IELTSライティングを独学で勉強する場合、自分自身で評価・分析・改善していくため時間がかかります。他セクションで高得点を取得している人もライティングだけは7.0を取れないという声も珍しくありません。7.0を取得する独学はそう簡単ではなく一定の勉強時間が必須です。

Mari
Mari
私の場合は半年かけて6.0→6.5→7.0とアップしました

採点基準を理解する

7.0以上を取得するには、IELTSライティングの採点基準を理解した上で対策を練ることが欠かせません。ライティングは下記の4つの基準によって採点されます。

ライティング採点基準

  1. 課題の達成度
  2. 一貫性
  3. 語彙力
  4. 文法知識と正確さ

参考:IELTS IDP公式サイト – ライティング評価基準タスク1ライティング評価基準タスク2

独学をする際は、採点基準に沿って評価と見直しをその都度行います。③語彙力と④文法知識と正確さは英文校正サイトGrammarlyを使えばある程度可能です。

ですが、①課題の達成度と②一貫性の自己評価は限界があります。自分はできていると思っても実際は課題にきちんと答えていなかったり、一貫性が欠けていたりすることが多くあります。7.0を取得するためには①と②のスキルを磨くことが欠かせません。そのため①と②に関してはプロから指導を受けることをおすすめします。

ライティング対策

① 問題の傾向を知る


【音声ダウンロード付】IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集

まずはIELTSライティングの傾向と対策を学びます。様々なライティング対策本が出版されていますが、信頼度の高い旺文社から出ている公認問題集がおすすめです。全体の構成とタスク1と2で出題される問題の傾向に慣れます。

② IELTS Simonで学ぶ

IELTSライティング独学でおすすめなのがIELTS元試験官のブログIELTS Simonです。今まで5冊のライティング教材に取り組みましたが、間違いなくSimonのサイトが一番分かりやすく独学がしやすいです。ブログのコメント欄を読むと多くの受験者がライティング7.0を取得しており実績もある先生です。

IELTS Simon

2020年3月以降、活動はメンバーサイトのみとなっていますがすでにある記事だけで十分対策ができます。ブログ形式のため情報収集がしにくいところが難点ですが、下記に基礎となる重要な記事をピックアップをしました。

Task1

Only 9 sentences

Task1を9文でまとめるパラグラフの構成

 How to write the ‘overview’

7.0取得のカギとなるオーバービュー(サマリー)の書き方のポイント11個

Task2

 Lesson1: the task

Task2の基本、上達のステップ、採点基準、タイムマネジメント

 It’s only 13 sentences!

Task2を4パラグラフ、13文でまとめる構成

My mental picture

4パラグラフ、13文でまとめるパラグラフを内容毎に色分け。どのようにエッセイを展開するか理解する

上記の動画と記事をチェックし終えたらブログ内にあるサンプルエッセイを参考にしながら実際に練習していきます

 

Task2 +@

ライティングの全体像が掴めたらトピックボキャブラリーを理解します。IELTSライティングはハイレベルな単語よりトピックに関連した単語=トピックボキャブラリーが重要です。

まずはサンプルエッセイ‘small families’ essayを読み、このエッセイの中でどのようにトピックボキャブラリーが使われているかexcellent ‘topic vocabulary’でチェックをしてみてください。

Mari
Mari
私は上記のブログのTask 1Task 2をそれぞれ10ページ目まで何度も取り組みました。

その他にもSimonはYouTube / ビデオコース/ E-bookを提供しています。ブログ、動画、テキストなど学ぶ媒体はさまざまです。自分に合いそうな教材を厳選して活用してみてください。

Mari
Mari
ちなみに私はYoutubeの動画とビデオコースの無料動画をすべて視聴、E-bookを利用しました。

添削サービス

ネットでも好評のIELTS-blogを9回利用しました。この添削サービスは安価のため文法やスペルミスのチェックが中心で詳しい解説はありません。他にもオンライン英会話のIELTSコースを受講しましたが、IELTSを専門としない講師が指導をしている場合が多く身になりませんでした。

そのためIELTSを専門とするプロの指導を受けることをおすすめします。私が利用したのはIELTS専門オンライン校のPlus One Pointです。きめ細やかで質の高い指導が魅力です。

IELTSライティング7.0|PlusOnePointで学ぶメリットと体験談前回のブログでIELTSライティング7.0を独学で取得した勉強法についてシェアしました。正しい方向に向って努力すれば独学で7.0は不可能...

 

まとめ

IELTSライティング独学勉強法

  1. 採点基準を知る
  2. 公認問題集で傾向を知る
  3. 文法チェックはGlammarlyを活用
  4. IELTS Simonで学ぶ
  5. IELTSを専門とするプロの指導を受ける

 

おわりに

ライティング7.0を取得した勉強法を紹介しました。この記事の情報量は、私が8ヵ月間かけて調べた情報のため膨大な量となっています。それだけIELTSライティングは奥が深く理解することがたくさんあります。ここで紹介した情報をもとに焦らずひとつずつ段階的に取り組んでみてください

IELTSライティング7.0は難しいですが、正しい方向に向かって努力をすれば不可能ではありません。この記事がライティングで悩む方々の参考になれば幸いです。

以上、IELTSライティング|独学で7.0を取得した勉強法を徹底解説でした。

ABOUT ME
Mari
Mari
日英看護師。2012年看護師免許取得。総合病院勤務を経てカナダへ医療英語留学を経験。2021年に渡英しイギリス看護師免許を取得。ロンドンNHS病院の循環器病棟に勤務。

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