NMC登録(UK看護師免許)

【NMC登録⑤】NMCに提出する書類リストと注意点まとめ

NMC登録では、イギリス看護師免許を取得するための書類や流れをまとめてきました。今回は、各プロセスにおける書類リストと注意点を紹介しています。

 

申請について

書類の提出はすべてオンラインで行われています。必要書類はJPEGまたはPDFでスキャンしておいてください。

必要書類リストと注意点

初回申請時

① 看護師免許(英文)
看護師免許は厚労省から取り寄せます。手数料は無料、約1ヵ月~1ヵ月半で届きます。いつでも申請できるように取り寄せておきましょう。不備があると書類は発行できず、厚労省から訂正の連絡が入ります。時間のロスになるため書類に不備のないように気を付けてください。

問い合わせ先:厚労省資格申請案内

英訳というボタンがありますが、現在ぺージがないため直接厚労省に問い合わせが必要です。日本の看護師免許は有効期限がありませんが、イギリスは3年毎の更新制です。審査時のトラブルを避けるために数年以内に発行された看護師免許(英文)をおすすめします。

卒業証明書(英文)

卒業した学校に発行してもらいます。こちらもいつでも申請できるように取り寄せておきましょう。卒業証明書は特に有効期限などはありません。

可能であれば、学校のメールアドレスを証明書に記載をしてもらいます。書類関連で何か問題が発生したときにNMCと学校が直接メールアドレスでやり取りができるからです。ですが、なくても問題はありません。

Application提出時

犯罪経歴証明書
各都道府県の県庁で発行しています。日本は犯罪経歴証明書の発行を厳しく管理しています。証明書発行の目的は「NMC登録、病人と接する活動」のためと伝え、通常発給が可能か事前に各県庁に問い合わせをしてください。

証明書の発行には通常発給特別発給の二種類があります。通常か特別のどちらで発行するかは、同じ県庁だったとしてもそのときの担当者次第です。同じ通常発給の場合は約2週間、特別発給の場合は約2ヵ月かかります。かかる時間がかなり異なるため、事前に問い合わせてどちらになるか確認をしましょう。特別発給になった場合は、外務省とのやり取りし別途書類提出が必要になります。

海外在住の場合は、日本大使館で発行となり手続きは特別発給より簡単です。大体~2ヵ月ほどで受取りができます。こちらもどのくらいかかるか事前に大使館に問い合わせをします。

犯罪経歴証明書には有効期限があります。一般的には発行されてから半年から一年以内が有効期限です。証明書の再発行はかなり困難のため、発行から1年以内にOSCEに合格できるように就活を進めていった方が良いです。

期限が切れた場合は、就職先に書類をcharacter evidenceを証明する書類を作成してもらえば済むため、そこまで問題にはなりませんが期限があることを知っておきましょう。

※過去10年間にイギリス以外の海外に合計12ヵ月以上住んだことがある場合、その国の犯罪経歴証明書が必要です。

DBS
イギリスに3ヵ月以上住んだことがある場合は、DBSが必要です。発行先によってかかる期間は異なるためこちらも事前に問い合わせが必要です。

DBSの有効期限は3ヵ月です。

行政処分関係英文証明書(確認要)
アプリケーション提出前にcharacter evidenceのメール対応が可能かどうか担当者に確認をします。メール対応が可能なら必要な書類はありません。

メール対応が不可の場合は、代わりに行政処分関係英文証明を提出します。手数料は無料、約1ヵ月~1ヵ月半かかります。厚労省に書類が完成したらスキャンしてもらいNMCから着たメールに返信してもらいます。

健康チェック
イギリスで看護師として働くにあたり、健康面に問題がないことを医師に証明してもらう必要があります。NMCのメール対応をしてもらう必要があるため、できれば英語ができる医師にお願いしたほうがスムーズです。

特別なことは必要なく、一般診察・バイタルサイン測定のみでOKです。血液検査やレントゲンなどは必要ありません。

アプリケーション申請時にHelath evidence欄に医師の詳細を記入します。

  • 医師の名前
  • 医師のメールアドレス
  • 病院名(またはクリニック)
  • 病院の住所

Health evidenceは、診察をした医師の情報を入力するのみです。証明書は必要ありませんが、NHS就職活動・就職手続きで求められる場合もあるため証明書(英文)の発行してもらっておいたほうが二度手間をはぶけます。

健康チェックの有効期限は6ヵ月以内です

※イギリス在住の場合はGPまたはNHSに勤めていればOccupational healthでの診察が必要です。予約に時間がかかるため、余裕をもって予約を取っておきましょう。

英語対応なクリニックであれば、事情を説明してやってくれる病院・クリニックあればどこでも良いと思います。自費診療になるので診察や書類の発行にいくらかかるか事前に確認をしましょう。

ちなみに私は東京メディカルサージカルクリニックで堀内医師に診察してもらいました。(当時の料金:診察・メール対応13,200円、証明書発行5,500円)

トラベルクリニックなども英語対応が可能な医師がいます。費用の比較のために複数の医療機関に問い合わせみることをおすすめします。

英語試験の結果
IELTSまたはOETのテスト結果をアップロードします。

NMCに提出する書類は以上です。有効期限のある書類もあるためスムーズに提出できるよう余裕を持ち、事前に問い合わせをして入手していきましょう!

ABOUT ME
Mari
Mari
日英看護師。2012年看護師免許取得。総合病院勤務を経てカナダへ医療英語留学を経験。2021年に渡英しイギリス看護師免許を取得。ロンドンの大学病院(NHS)の循環器病棟にてシニアスタッフナースとして勤務。

POSTED COMMENT

  1. アバター にこにこ より:

    こんにちは。
    英国で、医療関係の就職活動をする予定の者です。質問なのですが、DBS checkの際に提出する、犯罪履歴証明書はjob application提出前に既に手元になければならないのでしょうか?
    合格したのち、NHSやhealth service organisationの指示の元でDBSと同時に取得(2ヶ月かかることは承知しています)することは認められているのでしょうか?
    ご存じなら教えていただけると幸いです。

    • Mari Mari より:

      こんにちは。

      警察庁が発行する犯罪履歴証明書は、免許登録のときの書類で就職の手続きには不要だと思います。

      ただ、手続きに必要な書類は就職先によって異なります。直接就職先に聞いてみるのが一番かと思います。

  2. アバター アチャ より:

    こんにちは 現在NHSでHCAとして働いている日本の看護師です。NMCのweb サイトでのregistration で厚生労働省のメールアドレスを記入しなければならないのですが厚生労働省のサイトに行くと電話番号のみ記載されています。もしご存知でしたら教えていただけませんか?

    • Mari Mari より:

      アチャさん

      こんにちは。
      イギリスでHCAとして働かれているんですね!

      厚労省のメールアドレスに関してですが、公表されていないものを一個人ブログでお伝えすることはできかねます🙇‍♀️

      こういった質問なども含めて、どう対処したらよいかなどをイギリス看護師を目指している方にサポートを行っています。ご興味ありましたら、また連絡お待ちしています。

      申請は色々と大変だと思いますが、頑張ってください。応援しています。

  3. アバター パクチネス より:

    こんにちは。
    来年度からYMSで渡航、渡航後HCAとして働くこと、最終的にはNMC登録をしイギリスで看護師としてキャリアを積むことを目標として現在英語学習をしております。
    ブログ、大変参考にさせていただいております。
    1点質問がありコメントいたしました。
    NHSへHCAとして採用いただくために送る書類の中でreference letterがNHSでは3通(3年分)必要となることが多い、という旨のことを書かれていましたがこれは直近3年分(1年分を×3枚)という意味でしょうか、それとも最近3年分について上司3名から必要となることが多い、という意味でしょうか。
    初歩的な質問かつ、以前の記事についての質問で大変恐縮ですがご教示いただけますと幸いです。

    • Mari Mari より:

      パクチネスさん
      来年、渡英予定なんですね。
      すいません、リファレンスは3人分必要と書いた記憶がなくて、どちらの記事でその情報を見つけたか教えていただけると助かります🙇‍♀️

      リファレンスレターは、過去3年間に勤めた勤務先での2人の上司からのリファレンスが必要なことが一般的です。
      過去3年以内に転職歴がある場合は、一人を現職から、もう一人を前職場の人に頼むのことになります。職場によって違いがありますが、一般的にはこの形式が多いと思います。

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