イギリスで働く日本人看護師
イギリスで働く日本人看護師の人数
2023年の統計では、イギリスでは約300人以上の日本人看護師が働いている。北米やオーストラリアと比べると数は少ないけど、毎年数十人くらい増えている。もともとの人数が少ないので同じトラストで働いている人は何人かいても、同じ病院で日本人看護師に巡り合うことは珍しい。

引用:NHS staff from overseas: statistics
ブログを始めてから多くの人とつながることができ、今ではイギリスでできた友達のほとんどが日本人の看護師仲間だ。人数としてはロンドンが一番多いけど、地方にいる友達もいて、頻度は少ないけどはるばる会いに行くこともある。
在英日本人看護師会
先日、これまでに出会った仲間に声をかけ、ロンドンで在英日本人看護師会を開催した。私を含めて8人が集まり、有意義で楽しいひとときを過ごした。今回は、主に2020年以降にイギリス看護師免許を取得した人たちで、渡英時期や年代も近い人に声をかけさせてもらった。
同じ日本出身でありながら、出身地も経歴も実にさまざまで、多様性に富んだ集まりだった。日本では交わることのなかった人たちとイギリスで出会い、語り合えるのは海外で生活するからこそ得られる特別な縁だと改めて感じた。
病棟、外来、クリティカルケアと働く場所から始まり、スタッフナース、クリニカルナーススペシャリスト、エデュケーターと役職もさまざま。これから就活する人もいれば、まさに夢に向かって進んでいる人もいて、話を聞いてたくさん刺激をもらった。
同じ文化的背景を持つ人だからこそ、分かり合えることや相談できることもある。そういった意味で、日本人の友達は本当に貴重な存在だと思う。
看護師は勤務がバラバラだから予定を合わせるのが大変だけど、今回こうしてみんなで集まれて嬉しかった。
10月になって、まだ時間はあるけど、今からクリスマスが楽しみ。渡英当初はクリスマスに身が入らなくて、なぜみんなこんなに全力なのかと不思議だったくらい。今は自分の気合いの入れようが半端なくて、すっかりイギリスに慣れ親しんだと感じる。