IELTS OA 7.5｜IELTS独学に必須な基本テキスト3冊

IELTSはリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの技能を測るテストです。4技能すべての対策をするため勉強量は膨大で何から始めたらいいのか分からない方も多くいると思います。

テストには必ず傾向と対策があります。IELTSのテスト形式を理解し、それに準じた学習をすることで効率よくスコアアップすることができます。

私は、2017年からIELTS学習を始めました。当時は現在と比べてテキストは限られていて書店にあるものから海外の対策本を含めたくさん取り組みました。そのおかげもあってOA 7.5, 科目別最高スコアL8.5, R7.5, W7.0, S8.0を取得することができました。今回は、今まで使用したテキストからIELTS独学に必須となる基本のテキストを3冊を紹介します。

はじめに

IELTSのテキスト選び

基本のテキスト選びに重要な点は、2つです。

実績のあるテキストを選ぶ

確実にスコアアップを目指すならすでに信頼と実績のあるテキストを選ぶことをおすすめします。新しく出版されたテキストは魅力的ですが、本当に効果があるか分かりません。今まで出版されているテキストを使用してスコアアップは十分可能です。使用者のレビューや経験談をよくチェックして実績のあるテキストを選びましょう。

量より質

対策を万全にするためにたくさんのテキストに取り組みたくなります。ですが、学習したことを本番で発揮する力をつけるには、ひとつのテキストを繰り返し練習するほうが効果的です。どのテキストもスコアアップに繋がると感じあれこれ手を出したくなりますが、自分に合うテキストを信じて何回も繰り返すほうがスコアップの近道です。

 

基本のテキスト3冊

① IELTS公式問題集

IELTS対策をするならケンブリッジ公式問題集は必須です。IELTSの形式を知るためには欠かせないテキストです。各問題集には試験問題が4回分ついています。最新の傾向を把握するために最新版から最低でも2-3冊ほど取り組みましょう。

② ケンブリッジ公認問題集

IELTSを全然知らない、日本語の解説が欲しいという方には、旺文社から出版されている公認問題集がおすすめです。各セクションの練習問題と模擬試験が1回分収録されいます。

ケンブリッジから発行されている公式問題集は、問題と答えとバンド別のライティングのサンプルアンサーしかないため十分な解説が不足しています。旺文社の公認問題集は、日本語で十分な解説が掲載されていることが強みです。

模擬試験1回分では足りないという方には、3回分収録された下記問題集もあります。

③実践IELTS英単語3500

IELTS対策は、IELTS頻出の単語を網羅することが大切です。この一冊にはIELTS頻出の単語が3500語掲載されています。収録音声、発音記号はイギリス英語です。

この単語帳をやるだけでIELTSの問題に対応できるようになります。特にリーディングでの網羅性が高く、この単語帳をやるだけで解ける問題が増えます。

つまらないと感じる方もいるかもしれませんが、これさえやればIELTS頻出単語は網羅できます。それだけ価値のある単語帳です。リスニング・リーディング対策と並行して取り組むことでIELTS3500で出会った単語が実際の問題でどのように使われているか分かるのでおすすめです。

おわりに

IELTS独学に必須の基本となるテキストを3冊紹介しました。今までさまざまなテキストを見比べ、取り組んだ経験から基本のテキストを厳選しました。まずはこの3冊でIELTS対策は十分できます。

そして量より質が効率よくスコアアップをしていくためのカギです。同じテキストを繰り返し解いて、理解を深めることができます。