発音 / Chris
はじめに
ケープタウンは、ウェスタンケープ州に属する南アフリカ共和国の最大の観光地です。首都のひとつ(立法府)であり、ヨハネスブルグに次ぐ第二の都市として知られています。ケープタウンは、大都市でありながら自然と調和している街です。その美しい街並みや自然を魅力に世界各国から観光客が訪れます。
面積と人口
400.3㎢、381万人
ヨハネスブルグの1,645 km²に比べると1/4とコンパクト。市中心部の観光スポットはそれぞれ車で15-30分ほどで行くことができる。人口は増加傾向で毎年2-3%の伸び率で増加している。
人種分布
カラード42.4%、黒人38.6%、白人15.7%、アジア・インド系1.4%、その他1.9%
ケープタウンの特徴としてカラードが多いことが挙げられる。長い間イギリスの植民地だったことから白人はイギリス系が多い。
言語
ケープタウンで話される言語は主に3つ。
一般的に黒人はコサ語、カラードはアフリカーンス語、白人は英語またはアフリカーンス語を母語とすることが多い。多くの人が英語を話すことができ、観光地やレストランは英語が通じる。
気候
地中海気候で通年を通して温暖な気候。観光のベストシーズンは、夏である12月から3月。夏は乾季、冬は雨季となる。山があるため、予測しにくく変わりやすい天気が特徴。ケープタウンは半島でインド洋と大西洋に挟まれているため、春から夏の終わり(8月~4月)にかけて強い南東の風が吹く。この強い風のことを地元ではCape Doctor(ケープドクター),South-Easter(サウスイースター)と呼んでいる。住宅街の木々は傾いているほど風は強い。
公共交通機関
日本のような充実した公共交通機関は整備されていない。車を持たない人々の多くは、安価なミニバスタクシーや電車を利用している。上記2つは、安全性と正確性に劣るため観光には不向き。観光バスは、CitySightseeingとMyCitiが有名。都市部ではUberの利便性が高く、観光にも利用できる。
おわりに
ケープタウンの魅力 by Mari
何と言っても多くの観光地があり、都市部と自然の両方を楽しむことができることです。たとえば、ケープタウンの象徴であるテーブルマウンテンを始め、ライオンズヘッド、ウォーターフロント、ボルダーズビーチ、ワイナリー、ビーチ、喜望峰など世界屈指の観光地が揃っています。足を延ばせばサファリにも行くことができ、南アフリカに旅行するなら必ず訪れたい場所です。

- 地球の歩き方 ガイドブック E10 南アフリカ ’18-’19
- CapeTownMagazine.com
Cape Town’s Cape Doctor
https://www.capetownmagazine.com/cape-doctor - WorldPopulation Review
Cape Town Population 2019
http://worldpopulationreview.com/world-cities/cape-town-population/ - Holiday Weather.com
Cape Town, SA Annual Weather Averages
https://www.holiday-weather.com/cape_town/averages/